編集部より−首都圏中学校 学費(入学金・授業料・施設費 等)データ

首都圏の中学校の学費(入学金・授業料・施設費 等)データについて、本誌編集長よりのコラムです。

編集部より|東京 あ・か行さ行た行な行〜神奈川千葉埼玉茨城国公立

受験案内の学費データについての解説と補足

■受験案内一般における学費の表記について、あらためて確認
「学費」は重要なデータではありますが、それ単独で学校選択の決定的な要素と考える人はいないでしょう。漠然と高めか、それほどでもないのかは気にするにせよ、それほど細部まで検討する人は非常に少ないと思います。
ここでは、あらためて受験案内一般における学費の表記についてまとめてみたいと思います。


まず一般的に学費と分類される
費用の項目ですが、
A.入学手続時納入金
B.授業料
C.施設・設備費
D.その他諸経費

の4つに分けられます。


C.施設・設備費については学校により呼称がいろいろ違いますが、設備を充実させるための費用として徴収される類のものを総称します。
もちろんこのA〜Cは学校によって設定された金額が違いますが、資料を集めれば、単純に比較することもできます。

■その他の経費とは何?
問題はD.その他諸経費になります。ご家庭が学校に対して支出する金額のうち、この「その他の経費」の比重は実は非常に不明瞭です。
そのおもな理由としてあげられるのは、先に「一般的に」と注釈をつけた通り、厳密には「学費」とは分類しない、と解釈することも可能だからです。

例えば「制服代」「修学旅行のための積立金」「教材費」「指定品代」などは学校を通じて所定の納入業者に支払われる性質のものなので、学費とは呼ばずに「納入金」と呼ぶのが正しいという考え方もあるのです。
さて、費用を支出する側から見て、学校に対して所定の金額を納付するタイミングはおもに以下のとおりになります。
1.出願時の受験料
2.合格した場合、入学手続きに必要な費用
3.入学が確定し、その後随時納入する金額


■入学時に必要な3つのお金
そこで受験案内には基本的にはこの3つ、「受験料」「入学時手続き金」「初年度納入額」(入学手続き時の金額も含めた年間で必要な額)が記載されてます。場合によっては「授業料」が学費全体の高い安いを象徴するケースも多いため「授業料年額」が記載されるケースも多くあります。

当然ながらこの「初年度納入額」は、「その他の経費」がどれだけ正確にカウントされているかによって大きく違ってきます。アンケートの回答状況は学校によってさまざまです。
例えば東京都は毎年、私立中学の「学費」について調査を行っていますが、この調査金額と編集部にアンケート回答がある額ではやはり少し差があります。これは都の調査が「私立中学の学費の調査」であることに由来する部分が大きいのでしょう。

■正確な学費を表記すると学校は
調査される学校の立場から言わせれば「この学校は学費が高い」と見られることにメリットはないと言えます。このために「学校に対する家庭の支出」はなかなか明瞭にならない、という構造になっています。

 

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